原田 宿命(はらだ さだめ)先生とリエール
リエールの主宰者であった原田宿命先生は、初期にはピアノ・合唱指導者として活躍されていました。1969年頃から参加されていた「古典音楽図書協会」からの演奏活動として1973年頃より「リエール」というアンサンブルとして演奏会を開催され始めました。
その後1980年代以降はフランス公演をはじめ、全国各地で舞踊・歌・楽器アンサンブルとしてのリエールを率いて数多くのレクチャーコンサートを行い、2002年のご逝去をもってその活動は終了しました。
リエールの演奏会
ヴィオラ・ダ・ガンバやリコーダー、リュートといった古楽器アンサンブルに加え、当時の復元衣装での舞踊や合唱といった、まさにヨーロッパ・ルネッサンス期の世界を再現するという演奏会を各地で行いました。
演奏会の冒頭はいつも原田先生のお話から。不思議な衣装や楽器を前に少々戸惑い気味のお客様も、当時の世俗や時代背景、まるでその世界から飛び出してこられたかのような活き活きとした内容に、直ぐにその世界に誘われていく様子が(メンバーとしても)不思議でした。
現在、過去の演奏会の記録を改めて調べております。色々なエピソードがございますが、こちらのページにて随時追記していきたいと思います。